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技術情報[ ビールタンク ] [ 煙突・貯蔵タンク・免震制振装置・水圧鉄管 ]

大型ビールタンクの技術

ビールタンクの構造と設計技術

私たちが建設しているビールタンクは、円筒形で下部が逆円錐型をしている大型シリンドロコニカルタンクです。
生産効率を高めるために大型化し、ビールの出し入れ、酵母の取り出し、清掃・洗浄の能率を高めるために縦型・円筒形・下部はコニカル形状をしています。

タンク本体は錆びに強く衛生的なステンレス製で、内面は鏡のように研磨されています。
タンク本体の外側には、冷却用の冷媒流路(冷却ジャケット)が設けられ、タンク内にあるビール発酵時の熱の除去やタンク内の温度管理を行えるようになっています。
冷却ジャケットの外部は保冷層(主に発泡ポリウレタン)で被覆され、さらに最外層には雨風を防ぐために外装板が設置されています。
タンクの頂部には洗浄用の機器が設けられ、ビールはタンク最下部の配管で出し入れされます。

ビールタンクの設計は、容量・液深・冷却面積など醸造のために必要な事項と共に入手可能な素材の寸法・製作工場での製造可能寸法・輸送制限・建設工法などを総合的に考慮して行います。

ビールタンクの製作・建設技術

500トンクラスの大型タンクは、直径7~8メートル、高さ20メートルと5階建てビルに匹敵する大きさですが、使用する鋼材の板厚は5ミリメートル程度とごく薄い鋼板でできています。
この大きさのタンクは、多数の大型パネル(幅2.5メートル 長さ4メートル程度)を建設現場へ輸送して組み上げます。
溶接すると鋼材は熱により収縮・変形します。厚さが薄いほど変形が大きくなります。
変形を抑えつつ精度よく多数の部材を組み立てるためには、溶接方法・溶接順序・変形防止といった施工ノウハウと管理が必要です。
また、タンクの内面はサニタリー性確保のため研磨されています。
材料の調達・材料研磨・工場におけるパネル製作・輸送・据付の各工程において、研磨面を保護しながら施工し、現地では溶接部の研磨を行います。

大型サニタリータンクの多基数同時建設能力

私たちは国内のビール会社向けに合計2,000基を超える大型タンクを納入しています。
一度に50基~100基のビールタンクを納めた豊富な実績があります。
こうした大規模プロジェクトでは、現地建設工程に合わせて、ロジスティクスを含めたサプライチェーンを構築して遂行することが要求されますが、私たちは高いレベルでこれらを実現してきました。

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